公文英語は意味ない?後悔しないために知っておくべきこと

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学校

昨今は小学校から英語教育が始まっており、幼稚園でも英語に触れる機会があったりと

英語が身近になってきています。

となると、「英語教室に通わせたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

SNSでは、「公文の英語を習わせてよかった」という声と、

「公文の英語は意味がなかった」という声があります。

この記事では

  • 公文はどんなところ?
  • どんな学習スタイル?
  • どんなことを学ぶの? といった公文の疑問から、
  • 公文英語のメリット、デメリット。公文英語は本当に意味がないのか?

ということをご紹介します。

公文の英語はどんなことが学べる?

まずは公文はどんなところでどんなことが学べるのかご紹介します。

公文はどんなところ?塾とは違うの?

公文は一般的な学習塾とは違います。

先生はいますが、「先生の講義を聞いて授業を受ける」のではなく、自己学習と個別指導が組み合わさっているスタイルで勉強をするのが特徴です。

渡されたプリントをもとに「自主学習・宿題をする」というのがメインの学習教室です。

 

公文の英語の学習スタイルは?

公文の英語は小学生から高校生まで学ぶことができます。

教材には教科書やプリントがあり、E-pencil(イーペンシル)を使用して、自主学習をします。

E-pencilをプリントに当てると、今日学習する内容や、英語の単語や文章が流れる機能が付いていています。

単語を見る→音声を聞く→話す(または書く)

等の流れで、すべて自分のペースで進める学習スタイルです。

 

どんなことが学べるの?英検は対応してる?

英検はもちろんのこと、実用的な英語の力が問われるTOEFL Primaryや、
TOEFL Juniorも受験することができます。

しかも自分のペースで進めるので、小学生で英検2級に合格した子もいるようです。

英検のレベル

  • 5級  中学初級程度
  • 4級  中学中級程度
  • 3級  中学卒業程度
  • 準2級 高校中級程度
  • 2級  高校卒業程度
  • 準1級 大学中級程度
  • 1級  大学上級程度

英検は一次試験のリーディング・リスニング・ライティングの3技能の筆記試験の他に、3級以上から二次試験のスピーキングが追加されます。

小学生で高校レベルの英検って、すごいですよね。

公文英語が意味がないと言われるのはなぜ?

では、公文の英語が意味がないと言われるのはなぜでしょうか?

公文英語のデメリット

英語が話せるようになるわけではない

公文ではE-pencilを使用し、ネイティブな発音を耳で聞き、覚える学習法を採用しています。

耳で聴きとることはできるようになりますが、英会話教室のように英語を使って会話をするわけではありません。

一方的に単語や英文を聞くだけなので、公文で学んだからといって話せるようになるわけではありません。

英語を学ぶのだから、「英語が話せるようになる」と勘違いされる方がいらっしゃいますが、そこに期待をするのであれば注意が必要です。

 

先生が教えてくれるわけではない

学習スタイルの項でも触れましたが、

公文の勉強法は『渡されたプリントを見て、自分で問題を解く』というやり方をしています。

生徒が自主的に勉強をすることを目的としているため、先生が直接何かを教えてくれるわけではありません。

また、公文の先生は、学校の先生のように教員免許を持っているわけではないので、全員が「英語が詳しい」というわけではないようです。

 

理解していなくても次に進めてしまう

E-pencilを使ってリスニング力は向上しているものの、『単語を書く』が身についていないとの声もSNSにはありました。

公文のプリントには一人で解けるようにイラストだったり、ヒントがちりばめられています。

そのため、よく理解していなくてもなんとなくで正解してしまうというリスクはあるようです。

 

公文英語のメリット

デメリットをお話ししましたが、公文で英語を習うメリットをお話しします。

英語が苦手な子の「できた」が自信につながる

英語がわからなくてつまずいている子は、

「わからない」

 わからないから、「つまらない」

→「勉強が嫌い・勉強したくない」

→「わからない」

という負のループに陥っている可能性があります。

 

それが、自分で「問題を解くことができた」の積み重ねによって、

「できる」

→「面白い」

→「勉強が楽しい!」

と自信につながります。

勉強が楽しいと思えなかったら、脳がフリーズ状態で、新しいことを学んでもまったく頭には入ってこないので、自信につながることは大切です。

 

リーディング力が鍛えられる

E-pencilを使って単語や文章を見ながら英語を聞くので、語彙も増えます。

また、ネイティブな英語を聞くことができるのでリーディング力が身につきます。

日本人が話す英語を聞いて覚えるのとは違うので、日本人が発音しづらい音(聞き分けづらい音)も聞き取る力は格段に上がります。

 

自分に合ったレベルで進められる

公文はレベルごとに分かれていて、100点が取れるまでは繰り返し同じプリントを解きます。

他の子と一斉に同じところを学習するわけではないので、わからない場合には同じところを反復練習し、できる子はどんどん先に進むことができます。

また、小学生から始めた場合には、基礎から積み上げていくので、自分に合ったレベルで進められます。教材の内容はしっかりとしていますので、中学生や高校生の英検対策や振り返りとしても使えるようです。

公文英語が向いている子はどんな子?

公文英語のメリット・デメリットについてお伝えしましたが、それでは公文英語が向いている子はどんな子なのでしょうか?

1人でコツコツ勉強ができる子

公文ではプリントを渡され、自分で学習するスタイルということをお伝えしましたが、

公文の教室でプリントを解く他にも、宿題プリントが渡されます。

また、間違った問題があったプリントは正解するまで何度も繰り返すため、家でもコツコツ勉強をすることができる子には向いていると思います。

逆に、

  • 家で勉強をする
  • 宿題を嫌がる
  • 同じことを繰り返すのがニガテ

な子には向いていないかもしれません。

公文英語は教材(プリントやE-pencil)はとても優れたものです。

ですが、

「親が通わせたいだけで、子供は嫌々公文をしている。」

「なんとなく公文がいいと聞いたから通わせている。」

と、ただやっているだけでは、せっかくの素晴らしい教材も学習機会も無駄になってしまうので注意が必要です。

親御さんも公文の教室にお任せするだけでなく、家でもお子さんの学習の様子を確認してあげたりすることは必要かもしれません。

まとめ

公文英語は本当に意味がないのか?公文英語のメリット・デメリットについてお伝えしました。

小学生でも英検に合格できたり、リスニング力を鍛えるという点ではとても優れていますので、

子供にどういう理由で通わせたいのか?また、『親のエゴで通わせている』とならないようにしっかりとお子さんの性格や公文の特徴を踏まえたうえで選んでくださいね。

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